主任無線従事者

電波法第39条 - dskwiki

第3項「無線設備の操作の監督を行うことができる無線従事者であって、総務省令で定める事由に該当しないものでなければならない」

☆無資格者でも無線設備の操作を行うことができる。

☆過去5年間に3か月以上の業務従事が必要

 

第4項「無線局の免許人等は、主任無線従事者を選任したときは、遅滞なく、その旨を総務大臣に届け出なければならない。これを解任したときも、同様とする。」

☆届け出でOK(許可ではない)

 

電波法施行規則第34条の5 - dskwiki

主任無線従事者の職務

一 主任無線従事者の監督を受けて無線設備の操作を行う者に対する訓練(実習を含む。)の計画を立案し、実施すること。
二 無線設備の機器の点検若しくは保守を行い、又はその監督を行うこと。
三 無線業務日誌その他の書類を作成し、又はその作成を監督すること(記載された事項に関し必要な措置を執ることを含む。)。
四 主任無線従事者の職務を遂行するために必要な事項に関し免許人等又は法第七十条の九第一項の規定により登録局を運用する当該登録局の登録人以外の者に対して意見を述べること。
五 その他無線局の無線設備の操作の監督に関し必要と認められる事項

雑音指数

苦手。雑音指数などの解説をきちんとしている文献がなかなか見つからない。

テキストも覚えろ的な書き方をしているし。

 

有能雑音電力: \displaystyle P_n = kTB

雑音指数(Noise Figure): \displaystyle N_F = \frac{S/N_{input}}{S/N_{output}} = \frac{S_i/N_i}{S_o/N_o} … 入出力のS/Nの比

入力換算雑音電力: \displaystyle N_i = kTBF = P_nF

 

 等価雑音温度: \displaystyle T_e = T_o(F-1)

 

2段階増幅器の総合雑音指数: \displaystyle F = F_1+\frac{F_2-1}{G_1}

2段階増幅器の等価雑音温度: \displaystyle T = T_1+\frac{T_2}{G_1}

 なぜ分子に-1があったりなかったりするのか、は調べ中・・・・

 

出力信号は入力信号にゲインをかけたもの: \displaystyle S_o = GS_i

ノイズは入力ノイズにゲインをかけたものに、内部雑音が加わる: \displaystyle N_o = N_a + GN_i

よって、出力のS/N比 \displaystyle S/N_{output} = \frac{S_o}{N_o} = \frac{GS_i}{N_a + GN_i}

なので、雑音指数は: \displaystyle N_F = \frac{S/N_{input}}{S/N_{output}} = \frac{S_i/N_i}{S_o/N_o} = \frac{S_i/N_i}{\frac{GS_i}{N_a + GN_i}} = \frac{S_i}{N_i}\frac{N_a+GN_i}{GS_i} = \frac{N_a+GN_i}{GN_i}

 

 

参考リンク

等価雑音温度 雑音電力 絶対温度 周波数帯域幅 抵抗の熱雑音 内部雑音 - 1アマの無線工学 H13年12月期 A-16

Noise Figure of cascaded stages

ケーブルの特性インピーダンス

平行フィーダ

 \displaystyle Z_o = 277\log_{10}\frac{2D}{d}

 

同軸ケーブル

 \displaystyle Z_o = \frac{138}{\sqrt{\varepsilon_0}}\log_{10}\frac{D}{d}

 

覚え方

・平行フィーダは2本、同軸ケーブルは1本(+シールド線)なので、係数を倍にする

 ・138 x 2 ≒ 277

 ・D と 2D

・平行フィーダは、間に誘電体を挟まない(プラスチックで固定されているだけ)ので、 \displaystyle \varepsilon_0=1(とこじつける)なので、数式からは消える。

・dとDはどっちがどっちか?→仮に、同軸なら外部導体の内径、平行フィーダなら間隔がものすごく大きい(2つの導体が離れている)とすると、遠いのだからお互いが干渉できない→インピーダンスは大きくなる。なので、Dが分子に来る。

 

詳しくはここ参照

無線工学を基礎から学ぶ アンテナ・給電線 分野別ページHH

導波管

https://telecomshikaku.com/1rikutoku-r01-10-musen-b-05/

日本財団図書館(電子図書館) 平成15年度 通信講習用 船舶電気装備技術講座(レーダー、機器保守整備編)

 

マイクロ波に用いられる導波管は、1アマでは出てこないので新たに理解する必要がある。

 

■等価回路

問題:図に示す等価回路に対応する働きを有する、斜線で示された導波管窓(スリット)素子として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、電磁波はTE10モードとする。

正答:1

f:id:Hogepin:20210505150648p:plain

解説:

 縦方向が電界なので・・・という理解が必要だが、まだ途上なので、とりあえず覚える

覚え方:

 1:縦にスリットがある→つながっているので、コイル

 2:横にスリットがある→形がコンデンサっぽい

 3:なんでもない

 4:1と2の組み合わせ

 

■分岐

 直列分岐、並列分岐の覚え方

 電界がどのように伝達されるかで覚える

 

dBの計算

ここがわかりやすい。

dB(デシベル)の計算方法は簡単

真数(元の数)を2の巾乗(べき乗)で並べると、デシベルは3の倍数で並ぶ

これに真数の5(7dB)と10(10dB)を覚えておけば、試験では困らない。 

f:id:Hogepin:20210505144916p:plain

これは電力( \displaystyle 10\log x)であることに気を付ける。

電圧の場合は \displaystyle 20\log xなので、倍にする(2倍なら6dB)

覚え方: \displaystyle P=\frac{E^2}{R} より、電力は電圧の二乗に比例するため、真数としては二乗→対数をとると2倍

 

上は覚え方なので、当然誤差がある。それを示したのが下表。

・真数→dBは1024倍まで精度よく換算できることがわかる。

・dB→真数は精度が落ちるが、12dBまでは十分使える。

真数 \displaystyle x

 \displaystyle 10\log x

 

 \displaystyle 10^\frac{dB}{10}

dB
1 0.0   1.0 0
2 3.0   2.0 3
4 6.0   4.0 6
5 7.0   5.0 7
8 9.0   7.9 9
10 10.0   10.0 10
16 12.0   15.8 12
32 15.1   31.6 15
64 18.1   63.1 18
128 21.1   125.9 21
256 24.1   251.2 24
512 27.1   501.2 27
1024 30.1   1000.0 30

参考になるサイト

アマチュア無線をしている方は、ボランティア精神が進んでいるので、非常に参考になるサイトが多い。これらを参考に勉強すれば、一陸特なら80%はいける。

 

■無線工学

 

無線工学を基礎から学ぶ 第1級アマチュア無線技士 Top

神サイト。これがあるから参考書は必要なかった。

1陸特とか1陸技の範囲もやってくれないかなーと思うことしきり。

 

皆空の中で... ★★ 1アマ試験_目次 はこちら

問題を簡単に解くコツ満載。

 

■法規

法規は基本的には過去問→関連法規を読む の繰り返し

 

第一級アマチュア無線技士 法規( まとめ) (2016年7月版): Love is All

全体が良くまとまっていてわかりやすい。試験前はこれを毎日音読すれば安心。

 

■過去問

陸一特:第一級陸上特殊無線技士 過去の試験問題と解答(平成30年2月期~) – 電波受験界

アマ:http://www.dental.gr.jp/jh3kcw/kokushi/kokushi.htm

はじめに

2021/4に、仕事の絡みもあり1アマ合格、ついでなので無線関係の資格を取ろうか、ということで、まずは陸一特を目指すことにしました。最終目標は陸一技かな?

1アマと違い、参考になるサイトが少ないので、メモ代わりにブログを書こうと思います。