パラボラアンテナの利得計算

例題

2018/07 無線工学B A-05 | 陸上無線技術士 RIKUGI.NET

 

パラボラアンテナのゲインの式

G_{0} = (\frac{\pi D}{\lambda})^2\eta

に値を代入しておしまい、という解説が多い。

この式は実効面積とゲインの式

G = \frac{4 \pi A}{\lambda^2} (これはあちこちで出てくるので覚える)から、

パラボラアンテナを円として、面積A=\pi r^2=\frac{\pi D^2}{4}から

G = \frac{4 \pi A}{\lambda^2} = \frac{4 \pi}{\lambda^2}\frac{\pi D^2}{4} = \frac{\pi^2 D^2}{\lambda^2} = (\frac{\pi D}{\lambda})^2

これに開口率\etaをかければ同じことになる。

 

公式を覚える量は少しでも減らした方がよいと思うのだけど。パラボラアンテナが円以外だったらまた新たに公式を覚えろとでも?